当院では骨密度検査においてDEXA(dual-energy X-ray absorptiometry)(デキサ)法を用いています。
骨粗鬆症は骨の強度が低下し、骨の密度が低くなり骨自体が非常にもろくなる疾患です。骨粗しょう症によって骨の中がスカスカになってしまうと、くしゃみをしただけで骨折をしたり、ちょっとした衝撃で骨折したりしてしまいます。
骨密度を測定することで骨粗鬆症の診断や骨折危険性の評価が可能となります。
 現在、様々な骨密度測定法がありますが、現時点ではDEXA法が最も精度の高い骨密度測定法です。誤差が少なく、測定時間が短く、放射線の被爆量も少ないという利点があります。DEXA法は、骨密度測定の標準方法として重視され、骨粗鬆症の精密検査や、骨粗鬆症の治療効果の経過観察、また骨折の危険性予測に有用です。
検査方法は、足の付け根の骨(股関節)または腰の骨(腰椎)の撮影をするだけの簡単なもので5~10分程度で終わります。