東都文京病院について

 ■ 院長挨拶 ─東都文京病院2026年新春のご挨拶─

 

 清々しい空気に満ちた4月を迎え、これからの1年を張り切っていこうとやる気満々でおられることと思います。さて、4月にはいくつかの行事日があります。4月1日はエイプリルフールで有名です。大正時代までは「不義理を詫びる日」とされ、改めて手紙を書いたり、挨拶したりしていたようです。以後は、「うそを付いても良い日」と言われています。しかし、嘘を付いて良いのは午前中のみで、午後には種明かしをしなくてはなりません。イースターは毎年日付が変わり、今年は4月5日です。十字架で処刑されたイエス・キリストが復活した日として、キリスト教徒が多い国では盛大にお祝いされています。イースターは春の訪れのお祝いでもあり、再生や誕生のモチーフである「イースターエッグ」や「イースターバニー」を飾ってお祝いします。4月8日は「花まつり」で、灌仏会、仏生会とも呼ばれ、お釈迦様の誕生を、誕生仏に甘茶をかけて祝います。私も小学生の頃、近くの世田谷観音に行き、甘茶をかけ、その後、甘茶を頂いた記憶があります。行事日を意識する必要はないかもしれませんが、日本、西洋の伝統に思いを馳せるのも一興かと思います。

 さて、冬期オリンピックでの日本選手団の活躍に熱狂したのも束の間、今度はWBCに熱狂し、やたら血が騒ぐイベントが目白押しで大変です。インフルエンザ感染症は未だ落ち着く気配を見せませんし、高市総理は食料品に対する消費税を0にすると言っていますが、いつからか不明です。今度は、アメリカが対イラン戦争を開始し、石油価格の高騰が心配です。何もかもが高騰し、嫌になってしまいます。明るい話題は、大リーグでの日本人選手の活躍くらいでしょうか。

多くの職種で人員不足が叫ばれていますが、当院では、4月を迎え、看護師、薬剤師、理学療法士、事務員を始めとする多くの新入職員を迎えることができました。早く仕事に慣れ、患者の皆さんにより良い医療を提供できることを期待しております。

 当院は、二次救急医療機関として、断らない医療をモットーに救急医療に貢献して参りましたが、さらに、かかりつけ医としての役目を果たせるよう努力しております。専門医による診察・治療に加え、患者様の健康管理、相談にも対応しますので気軽にご相談下さい。中でも、整形外科では、骨折、膝、肩疾患、などに対して積極的に外科的治療を行い、実績を積み上げております。また、産婦人科では、無痛分娩を始めとして、安心して出産できるよう体制を整えておりますので、産後ケアを含めご相談頂ければと思います。温熱療法(ハイパーサーミア)は、都内でも実施できる施設が限られているためか、関東全般の幅広い地域の多くの患者様に利用して頂いております。また、訪問看護も文京区地域を中心に活発に活動しております。訪問看護を必要とする方は是非ご相談下さい。

 今年度も全病院職員一丸となり、診療依頼を断らない、地域医療に寄り添う小回りの利く総合病院を目指して努力して参ります。多くのご助言、ご指導、ご支援の程、宜しくお願い致します。

 

2025年4月

東都文京病院院長 窪田  敬一