産婦人科の概要

妊婦健診産後ケア


■ 産婦人科の概要

産科は2015年8月より分娩取扱いを開始しました。第1号の初妊婦さんは、自然出産・母乳育児で、「納得のいく、いいお産ができました」とコメントされました。
前置胎盤や多胎妊婦などのハイリスク妊産婦さんと麻酔分娩を希望される妊産婦さんは3つのセンター(東大病院、順天堂病院、日赤医療センター)とのセミオープンシステム(健診は当院、出産はセンター)で、自然出産・母乳育児を希望されるローリスクの方は助産ケアを中心とするチームで当院での妊娠・出産を支援いたします。妊娠・出産の経過で帝王切開分娩など周産期医療の支援が必要なときは、できるだけ院内で対応いたしますが、重症の場合は3つのセンターにご紹介いたします。
また、産後ケア入院(産褥入院)は当院で出産された方はもちろん、他院で出産された方もご利用いただけます。
(※妊婦健診・産後ケア(2週間健診・1ヶ月健診・母乳外来)についての 詳細はこちらをご覧ください。)
 婦人科は、良性疾患(子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症、卵巣嚢腫、子宮脱、卵巣機能異常、月経困難症、月経過多症、子宮内膜ポリープ、子宮外妊娠、早期流産など)、悪性疾患の手術・化学療法、悪性疾患治療後の経過観察、家族計画、不妊相談、中高年ヘルスケア相談などに対応いたします。婦人科領域の手術は、病巣に応じた最適な術式により、できるだけ小さなめだたない傷で、開腹手術、腹腔鏡手術、子宮鏡手術、腟式手術を行います。また、不妊症の一部の検査と不妊相談を行いますが、生殖補助医療を希望される場合は、不妊治療専門施設にご紹介いたします。

 

*婦人科腫瘍外来のご案内
東大産婦人科腫瘍外来担当医師による外来です。東大産婦人科から紹介された方を対象に診療を行っています。