■ 泌尿器科の概要

泌尿器科では副腎、腎、膀胱、前立腺など尿路や生殖器の疾患を扱っています。主な対象疾患には腎癌、膀胱癌、前立腺癌といった悪性腫瘍、腎結石・尿管結石、前立腺肥大症、腎盂腎炎・膀胱炎といった良性疾患が含まれます。健診で腎臓、前立腺、尿所見の異常を指摘された方、血尿が見られた、睾丸(精巣)が腫れてきた、膀胱炎がなかなか治らない、尿が漏れるといった症状のある方は受診をお勧めいたします。
 当院では非常勤医が週2回の外来診療を行っております(月曜日:中村、金曜日:川合, 外来は初診も含めて完全予約制です。予約方法については診療スケジュールをご参照ください)。常勤体制ではないので、手術の必要な方や精査が必要な方は東京大学医学部附属病院に紹介しています。当院の外来担当医は東大病院勤務ですので、紹介後も責任を持って診療を担当いたします。東京大学での診療の詳細につきましては、こちら(東京大学のホームページへ移動します。)をご参照ください(ロボット支援手術、腹腔鏡手術など低侵襲の医療を受けることができます)。

 

■ 当院で扱う主な症状、疾患など

症状:血尿、排尿障害、尿もれ、睾丸(精巣)の腫れ
副腎疾患:副腎腫瘍(褐色細胞腫、原発性アルドステロン症、クッシング症候群)
腎疾患:腎腫瘍(腎癌、腎良性腫瘍)、腎結石、尿管結石、腎盂腎炎、水腎症
膀胱疾患 :膀胱腫瘍、膀胱結石、急性膀胱炎、間質性膀胱炎、神経因性膀胱
前立腺疾患:PSA高値、前立腺癌、前立腺肥大症
その他:男性不妊、骨盤臓器脱