東都文京病院について

■ 院長挨拶 ─東都文京病院2024年年頭のご挨拶─

 

 早いもので2023年も終わり、2024年1月を迎えました。改めて,明けましてお目出度とう御座います。皆様におかれましては、新春を晴々しい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。さて、元旦と元日は、どちらも1年の始まりを表す言葉ですが、一体どのような違いがあるかご存じでしょうか。元旦は1月1日の朝(午前中)、元日は1月1日の”1日“を指すとされています。1月1日に配達される年賀状は,基本的に午前中に届けられるので「元旦」という言葉を使うことが多いようです。ちなみに,正月は、年神様という神様をお迎えするための行事です。年神様は五穀豊穣を司る農耕の神様で,地域によっては「お正月様」「徳々神」などと呼ばれます。年神様は元旦になると家にやってきて、1年の幸運をもたらして厄をはらうとも言われています。

 世界情勢を見ますと、イスラエルーパレスチナ間の戦争は収まるどころか激化の一途を辿り、罪の無い人々まで犠牲になっており、一日も早く収束することを願っております。ロシアのウクライナへの侵攻も収束を見ることなく,世界経済へ打撃を与え続けています。国内を見てみますと、物価高に歯止めが効かず、すべての物が値上がり、また、円安ドル高の状況のため、インバウンドが増え、オーバーツーリズムが社会問題になっています。一方、あれだけ猛威を奮ったCOVID-19感染症も収束の気配をみせておりますが油断禁物です。その代わりに、インフルエンザ、M-POXなどの感染症が問題になっており、M-POX感染症患者の死亡も初めて報告されました。改めて日常の感染症対策の重要性が認識されました。診療面では、引き続き発熱外来、COVID-19感染症中等症の治療、ワクチン接種等、を通じて文京地区の感染症治療、予防に全力を注いでいく所存です。

 当院では、看護スタッフも補充され、入院を断らない医療の提供を心がけております。疾患によっては他院に紹介することもありますが、まずはご相談頂ければ対応させて頂きます。臨床面では、循環器専門医が赴任して以来、循環器疾患、心エコー検査件数が飛躍的に増加しております。心臓、消化器、等不安を抱える方は御気軽に相談して下さい。また、病気は症状が出る前に発見することが重要です。当院健診センターにおける人間ドックを積極的に活用して頂ければと思います。念願の新棟建設計画は延び延びになっておりますが、現存の建物を大事に使用していきたいと考えております。皆様方からのご意見に耳を傾け、改善しつつ、ご要望に応えられる病院を目指して参ります。今年一年が皆様にとって良い年になることを祈念しております。本年も、引き続きご指導、ご支援を宜しくお願い致します。

2024年1月

東都文京病院院長 窪田 敬一