東都文京病院について

院長挨拶 ─東都文京病院2020年の春─

 

 桜の花の咲く季節を迎えました。今年は新型コロナウイルス感染症が世界的に拡がり、WHOは3月12日に「パンデミック」と宣言しました。まだ終息の気配はありません。日本では感染拡大防止のため、小・中学校は一斉休校、社会的行事や集会は縮小または中止となりました。その影響で景気も冷え込み、経済不況がどこまで進むか危惧されます。一方、7月24日~8月9日のオリンピックと8月25日~9月6日のパラリンピック開催も1年程度延期されることになりました。簡易検査法、治療薬、ワクチンの早期開発・普及が待ち望まれます。

 さて、東都文京病院は、発足から7年目の春を迎えました。地域医療ネットワークの中で、三次医療の大学病院と一次医療や在宅医療を担う診療所との中間施設として、二次医療の一角を担ってまいりました。皆様のご支援のおかげで、患者数の増加に伴い、病院の財務も改善されてきました。

 またこの4月より、川端寛子産婦人科部長代理と中村佳恵小児科部長が常勤医から非常勤医に異動されたことに伴い、産婦人科に今西由紀夫部長と濵井葉子部長、小児科に武井 剛医師が着任いたしました。周産期・小児医療の領域でのきめ細かい対応が期待されます。さらに、入院病棟では、昨年リハビリテーション機能の増強に伴い、地域包括ケア病床が増床され、地域包括ケアシステムの一員としての役割も果たすことができるようになりました。今年は、より質の高い医療・ケアを提供できるように、さらなる成長・進化を目指しています。

 東都文京病院は、現病棟の東側隣接地に、10年後の地域医療ニーズに対応できる新病棟を3〜4年後に建設する基本構想を立案中です。東都文京病院は、急性期から回復期・慢性期と幅広く対応し、周産期・小児医療から健康長寿を目指す健診まで「小回りの利く総合病院」として、全診療科の総力を結集し、地域の皆様の健康を守っていきたいと思います。今後とも皆様のご支援をよろしくお願い致します。

 

      2020年4月1日

  東都文京病院院長 杉本充弘