東都文京病院について

■ 院長挨拶 ─東都文京病院2023年の新年─

 

 新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

 昨年を象徴する漢字は「戦」でした。2月に始まり今も続くロシアの侵略に対するウクライナの戦い、パンデミック宣言から3年になり第8波を迎えているコロナ禍の戦い、日本チームが健闘したサッカーワールドカップでの熱戦、地球温暖化を背景に年末から断続的に襲っている北日本・北陸を中心とする30年ぶりの大雪など拡大する自然災害との戦い、等が挙げられます。スポーツを除けば、いずれも戦いの収束・終結と平穏な日々が望まれます。

 さて、東都文京病院は9回目の正月を迎えました。地域医療ネットワークの中で、二次医療機関として地域の皆様の健康を守り、健康長寿の延伸を支援する役割を果たしてまいりました。昨年4月には窪田敬一院長が就任、内科・外科の人員補強を行い、10月にはがん治療強化のためハイパーサーミヤシステム(温熱療法)を導入いたしました。また一方、東京都の要請に応えて、COVID-19中等症の入院治療、発熱外来、ワクチン接種等に努めてまいりましたが、第7波では、スタッフの感染と離職により人員が不足し、短期間ではありますが入院制限を行い、皆さまにご迷惑をおかけしました。COVID-19感染の影響で病院財務は厳しい状況にありますが、院内感染の防止、個々のスタッフの感染防止を徹底し、病院スタッフ一丸となって、この苦境を乗り切りたいと思います。

 また、懸案の新棟建設は、オリンピックやCOVID-19対策で先送りを余儀なくされていましたが、各部門のヒヤリングを終えて、今年度末には基本構想に基づいて計画を取りまとめ、基本設計の段階に入る予定です。従来の病院建築概念に加えて、感染対策、災害対策、地球温暖化への対応(カーボンニュートラル)等、多くの新しいニーズへの対応を考慮いたします。皆様のご支援とご提案をお願いいたします。

末筆になりますが、皆様のご健康とご多幸とともに、ウクライナに平和が訪れますことを祈念いたします。

2023年元旦

東都文京病院統括院長 杉本 充弘