東都文京病院について

■ 院長挨拶 ─東都文京病院2022年の夏─

 

 空高くさわやかな季節となってまいりましたが、台風14・15号の相次ぐ襲来で被災された地域の皆様には心よりお見舞い申し上げます。

 新型コロナ感染症(COVID-19)の第 6波は収束に至ることなく、感染力の強いオミクロン変異株の再拡大により第7波に移行しました。日本の新規陽性者数は7月末の1日25万人をピークに9月後半まで1日数万人人のレベルが続き感染者数は急増しました。しかし、若年層の感染増加、ウイルスの弱毒化、経口治療薬の使用などにより、死亡率は低下し、9月24日現在、累積感染者数は世界全体で6億1,336万人、米国9,587万人、日本2,091万人、死亡者数と死亡率は、世界全体で653万人(1.06%)、米国105万人(1.10%)、日本4万4千人(0.21%)となっています。

 東都文京病院でもスタッフの感染と離職により入院受け入れ制限を余儀なくされましたが、新たに陣容を整えて、地域における2次医療施設としての役割を果たすべく、診療に臨みます。10月よりがん治療の一環として、最新型高周波式ハイパーサーミヤシステム(温熱療法)を導入し、運用を開始いたします。副作用はほとんどなく、化学療法や放射線療法をサポートする身体に負担の少ない治療です。ご希望の方は、外科の温熱療法外来にご相談ください。

 この秋以降、年末年始のころにはインフルエンザ感染とCOVID-19第8波が危惧されています。ご高齢の方、合併症リスクのある方には予防接種をお奨めします。また一方で、療養期間の短縮、全数把握と水際対策の緩和などコロナ対策の緩和が進められています。残存する感染リスクには、自己検査の活用、手指衛生やマスク着用など感染対策の徹底をお願いいたします。

 末筆になりますが、ウクライナに1日も早く平和が訪れることを祈念しています。

 

2022年10月1日

東都文京病院統括院長 杉本 充弘