健診の受診をお考えの方へ

健診を受けようと考えている方へ 健診のすすめ

健康診断の目的

健診の目的は以下の3つに分ける事ができます。

  1. 早期発見、早期治療
    既に存在している病気を気づかないうちに早期に見つけていくこと。
  2. 予防
    現在は病気とは必ずしもいえないが、放置すると将来病気へと進行する可能性の高い様々な変化に早めに対応し、病気を予防すること。
  3. 個人管理
    自身の健康状態を主体的に把握することにより、生活を振り返って、良い点は更に伸ばし、悪い点を改めるきっかけとすること。

    つまり、自分の健康状態を知る事によって、身体的・精神的に安心して生活を送っていただくことが目的です。

  •  健診で、すぐに治療が必要な病気はないと判定されると安心してしまう方もおられるようです。しかし健診では予防医学の観点から、予防も病気の早期発見に劣らず重要なものと考えています。生活習慣病の多くは、発病しても初期のうちは症状がありません。そこでこのような危険を避けるために病気自体が発症しないように危険因子をみつけ、生活習慣を見直すことが重要となります。健診の報告書を読まれる時には、その点をご理解いただき、要治療の項目だけではなく、要生活注意という項目にも是非気を配ってください。
  •  何かの疾患で通院、治療を受けている方にも健診は有用です。通常の診療では治療中の病気に関わる検査以外は行いません。病院に行っているから大丈夫と思うのではなく、全身を定期的に一通りチェックしていくことは、健康管理にとってとても大事なことです。
  •  現時点で、痛みや息切れなどの症状がある場合、その原因検索のために健診を受診することはお勧めできません。すぐに医療機関を受診しましょう。健診は無駄ではありませんが、多くの場合回り道となってしまい、治療までの貴重な時間を失ってしまうことになります。健診はあくまで潜在的な変化を早めに見つけるものだとご理解ください。

健康診断の意味と限界

健診は全ての病気を発見する、もしくは全く病気がないとお墨付きを与えるものではありません。

  •  健診に限らず医療行為全てに共通することですが、すべての検査には限界があります。健診の精度を高めるよう努力しておりますが、感度を高めようとすると偽陽性(本当は病気でないのに、検査で異常と判定される)の可能性が増えますし、いくら精度を高めても偽陰性(病気を持っているのに検査で正常と判定される)という可能性をゼロにすることはできないということを、どうかご理解ください。
  •  特に、健康管理の目的で自主的に受けていただく健診である人間ドックですので、おそらくは問題ないと考えられる軽微な所見でも、少しでも疑わしい場合は、念のための経過観察や精密検査をお勧めすることがあります。再検査で特に問題がないと診断されるいうことがあるかもしれませんが、どうかご了承ください。
  • また、健診は身体の変化をみるためのもので、こころの問題を判定することは困難です。自分ではとても調子が悪いのに健診ではどこも悪くないと判定された場合は、体の病気ではなくこころの問題があるかもしれないということを考えていただく必要があるかもしれません。

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